- 
						
						
						
								原稿種別: 付録等
 p.
									S1-
 発行日: 1995/07/31
 公開日: 2018/05/16
 
 
								会議録・要旨集
									フリー
						 
- 
						
						川辺 正行 
								原稿種別: 本文
 p.
									S3-S4
 発行日: 1995/07/31
 公開日: 2018/05/16
 
 
								会議録・要旨集
									フリー
						 
							
								
									わが国における科学技術志望者の減少および質の低下は深刻さを増しており、その原因は複雑である。その中でも特に小中学校における教育で知的好奇心の立枯れにより「科学する心」が育ちにくくなっていることがある。それは受験戦争のプレッシャーと理科系教師の教育力が最大の問題である。科学技術のフロンティアの提示や女子戦力の活用にも言及する。
 
 抄録全体を表示 
 
- 
						
						稲田 幸男 
								原稿種別: 本文
 p.
									S7-S8
 発行日: 1995/07/31
 公開日: 2018/05/16
 
 
								会議録・要旨集
									フリー
						 
							
								
									理工系や科学技術の専門家でもない社会部記者が4年前から"欠陥だらけの理工教育"の問題に取り組んだ。2度にわたった新聞連載は、大きな反響を呼び、それぞれ『大学を問う』『理工教育を問う』のタイトルで出版したが、このキャンペーン報道の最終目標は「科学技術を国策の中心にする」である。「資源小国・日本の最大の資源は人材、とりわけ科学技術立国を支える理工系人材の育成」は、自明であるのに世論のうねりにならない。ジャーナリズムの視点から問題を提起したい。
 
 抄録全体を表示 
 
- 
						
						
						
								原稿種別: 付録等
 p.
									S5-
 発行日: 1995/07/31
 公開日: 2018/05/16
 
 
								会議録・要旨集
									フリー
						 
- 
						
						武村 重和 
								原稿種別: 本文
 p.
									S9-S10
 発行日: 1995/07/31
 公開日: 2018/05/16
 
 
								会議録・要旨集
									フリー
						 
							
								
									内閣総理大臣諮問第20号の答申分析
 
 抄録全体を表示 
 
- 
						
						坂元 昂 
								原稿種別: 本文
 p.
									S11-S16
 発行日: 1995/07/31
 公開日: 2018/05/16
 
 
								会議録・要旨集
									フリー
						 
							
								
									平成7年4月26日、文部大臣から中央教育審議会に諮問が出され、教育改革の総仕上げの仕事が始まった。(1) これからの教育の在り方、学校5日制にともなう学校・家庭・地域社会の連帯、教育課程の改訂、(2) 教育の多様化に対応した学校間の接続、(3) 情報化、科学技術の進展と教育などが大きな審議事項である。ここでは、特に、次の教育課程の編成を目指す試み、マルチメディア時代に置ける教育など情報化の教育への影響に関して、この1、2年の教育改革をめぐる新しい動きを展望する。
 
 抄録全体を表示 
 
- 
						
						安彦 忠彦 
								原稿種別: 本文
 p.
									S17-
 発行日: 1995/07/31
 公開日: 2018/05/16
 
 
								会議録・要旨集
									フリー
						 
- 
						
						正田 實 
								原稿種別: 本文
 p.
									S19-S20
 発行日: 1995/07/31
 公開日: 2018/05/16
 
 
								会議録・要旨集
									フリー
						 
- 
						
						森 一夫 
								原稿種別: 本文
 p.
									S21-S22
 発行日: 1995/07/31
 公開日: 2018/05/16
 
 
								会議録・要旨集
									フリー
						 
							
								
									従来までは、ともすると"科学の内容"理解に追われがちであったが、今度は、"市民のための科学教育"という立場で、"科学の性格"理解も必要になる。
 
 抄録全体を表示 
 
- 
						
						近藤 勲 
								原稿種別: 本文
 p.
									S23-S24
 発行日: 1995/07/31
 公開日: 2018/05/16
 
 
								会議録・要旨集
									フリー
						 
							
								
									「21世紀の学力構造はどうあるべきか」というシンポジウムの主題に対して、技術教育の視点からは、実体的/機能的な学力観や経験主義/系統主義の教育論を対立・対比の構造でなく包括させる立場で、一方、情報教育の視点からは、社会の情報化という外圧による学力観の変容について述べる。この両者の立場で学力について現状分析した結果を考察し、新しい学力観・学力構造についての私見をまとめる。
 
 抄録全体を表示 
 
- 
						
						角屋 重樹 
								原稿種別: 本文
 p.
									S25-S28
 発行日: 1995/07/31
 公開日: 2018/05/16
 
 
								会議録・要旨集
									フリー
						 
							
								
									本年2月に教育課程実施状況に関する総合的調査研究の一環として平成6年度小学校ペーパーテスト調査(理科)が実施された。現在、この調査結果はまだまとまっていない。この調査は新しい学力観に立つ教育という視点から作成されたので、調査問題が教育課程の現状と課題について一つの示唆を提供すると考えられる。そこで、調査問題が作成された考え方、及び、調査問題から示唆される教育課程の現状と課題を報告する。この報告を教育課程の現状と課題について協議するための一資料としたい。
 
 抄録全体を表示 
 
- 
						
						小川 正賢 
								原稿種別: 本文
 p.
									S29-S30
 発行日: 1995/07/31
 公開日: 2018/05/16
 
 
								会議録・要旨集
									フリー
						 
							
								
									「新科学知」という用語の発生経緯とその背後にあった問題意識について述べ,「新科学知」という用語に独自の意味を付与する作業がそのまま,近未来の日本社会での市民のための科学技術教育像を構想することにつながることを主張した.その作業では,現行の学校教育制度や社会教育制度にとらわれない発想が少なくとも研究の初期において必要であることにも言及した.
 
 抄録全体を表示 
 
- 
						
						下條 隆嗣 
								原稿種別: 本文
 p.
									S31-S32
 発行日: 1995年
 公開日: 2018/05/16
 
 
								会議録・要旨集
									フリー
						 
							
								
									「新科学知」に基づく次世代のための新しい中学校レベルの科学技術教育について,その理念や概要が述べられている。
 
 抄録全体を表示 
 
- 
						
						高橋 景一 
								原稿種別: 本文
 p.
									S33-S34
 発行日: 1995/07/31
 公開日: 2018/05/16
 
 
								会議録・要旨集
									フリー
						 
							
								
									21世紀における高等学校の科学・技術教育カリキュラムの開発を目指してつくられた試案を紹介し,今後の研究の方向を考察する。試案の骨子は,従来の物理・化学・生物・地学の枠にとらわれない3区分からなる必修の「科学技術」と,主に理系志望の生徒を対象とする選択科目からなる。今後,「理科」関係者ばかりでなく,広い分野の研究者,現場教員の活発な参加が必要である。
 
 抄録全体を表示 
 
- 
						
						奥井 智久 
								原稿種別: 本文
 p.
									S35-S36
 発行日: 1995/07/31
 公開日: 2018/05/16
 
 
								会議録・要旨集
									フリー
						 
							
								
									21世紀におけるわが国の小・中・高等学校の科学技術教育は、従来とは異なる発想や枠組みに基づいて構想される必要がある。本研究では、次期学習指導要領の改訂を念頭に置きながら、新しい科学技術教育カリキュラムを構成するための条件や内容構成について考察する。
 
 抄録全体を表示 
 
- 
						
						赤堀 侃司 
								原稿種別: 本文
 p.
									S37-S38
 発行日: 1995年
 公開日: 2018/05/16
 
 
								会議録・要旨集
									フリー
						 
							
								
									本小論では,総合化カリキュラムの内容と課題を考察している.すなわち現在の教育課題として,①学校と社会の連係,②系統的知識と経験学習の融合,③科学技術の総合カリキュラムに内容について述べている.この中で,①では学習理論の変遷の影響があること,②では教育内容の他にも教育方法やメディア等の融合が必要であること,③では総合的な内容として,国際バカロレアのカリキュラムの知識の理論や,問題解決学とも呼ぶべき方法を提案している.
 
 抄録全体を表示 
 
- 
						
						小倉 康 
								原稿種別: 本文
 p.
									1-2
 発行日: 1995年
 公開日: 2018/05/16
 
 
								会議録・要旨集
									フリー
						 
							
								
									物理の教授学習を、まず「事象の知覚」から始め、その事象が学習者にとって予測可能なモデルとして内面化され、ある程度の潜在的性質について理解するまで帰納的な情報探索活動を設け、その後仮説演繹的なプロセスを経て、さらに不連続な理論的障壁を乗り越えさせるような物理教育観の重要性を訴えるとともに、そうした物理教育観を反映する物理の教授学習モデルを提案した。
 
 抄録全体を表示 
 
- 
						
						長谷川 正, 伊藤 眞人 
								原稿種別: 本文
 p.
									3-4
 発行日: 1995年
 公開日: 2018/05/16
 
 
								会議録・要旨集
									フリー
						 
							
								
									これからの科学教育では、実験も通して児童・生徒の自己教育力の育成を計るべきである。新しい教育を行うにあたっても高等学校までの教育の現状を考慮すべきで、特に、実験の基礎技術が不足していることには留意すべきである。理論の検証と基礎技術の習得が同時にできるような教材をコア実験と位置づけ、その上に発展実験を置くのがよい。
 
 抄録全体を表示 
 
- 
						
						小林 辰至, 山田 卓三 
								原稿種別: 本文
 p.
									5-6
 発行日: 1995年
 公開日: 2018/05/16
 
 
								会議録・要旨集
									フリー
						 
							
								
									観察や実験等の活動を中心とした科学教育ヘ改善する枠組みを子どもの発達や新科学哲学等の視点から5つ提案する。 さらに、生物領域の改善の枠組みとして学校教育において習得させたい「科学の方法」や「学習内容のレベル」、「概念」を例として取り上げ、タンポポを素材とした具体的な学習内容を示した。
 
 抄録全体を表示 
 
- 
						
						秦 明徳 
								原稿種別: 本文
 p.
									7-8
 発行日: 1995年
 公開日: 2018/05/16
 
 
								会議録・要旨集
									フリー
						 
							
								
									これからの地学教育の在り方を探るため,地学の領域としての特性を明らかにするとともに,地学事象についての学習者の認識実態を明らかにした。それに基づき,実験・観察・課題研究を重視した地学教育の課題について論述した。
 
 抄録全体を表示 
 
- 
						
						原田 耕平 
								原稿種別: 本文
 p.
									9-10
 発行日: 1995年
 公開日: 2018/05/16
 
 
								会議録・要旨集
									フリー
						 
							
								
									算数・数学の学習における実験・観察の思考プロセス・モデルを明確にし、それに基づいて実験・観察の学習指導のための資料収集・蓄積の整理枠組みを提案した。また、実験・観察を援助する方法として、数学とテクノロジーとの統合が有用であることを示した。
 
 抄録全体を表示 
 
- 
						
						小松 幸廣, 益子 典文 
								原稿種別: 本文
 p.
									11-12
 発行日: 1995年
 公開日: 2018/05/16
 
 
								会議録・要旨集
									フリー
						 
							
								
									科学教育における実験観察教材教具を分類する試みはこれまでにも多くなされてきているが,実用化を重視した場合,その分類は科学の内容に沿ったものがほとんどであった。そこでわれわれは,教材開発者のオリジナルなアイデアを記述する,開発にあたっての「発想・工夫点」をデータベース内に記述するため,現在分類を進めている。工夫点の重要性と実際の分類作業について報告する。
 
 抄録全体を表示 
 
- 
						
						寺下 陽一 
								原稿種別: 本文
 p.
									13-14
 発行日: 1995年
 公開日: 2018/05/16
 
 
								会議録・要旨集
									フリー
						 
							
								
									マルチメディア技術を種々の目的で利用する際、その要員は適切な教育を受けておく必要がある。この教育の内容としては技術的に広範囲のものを含む必要があり、またシーケンスも工夫する必要がある。以下にこのような教育内容の一例を挙げる。
 
 抄録全体を表示 
 
- 
						
						前迫 孝憲 
								原稿種別: 本文
 p.
									15-16
 発行日: 1995年
 公開日: 2018/05/16
 
 
								会議録・要旨集
									フリー
						 
							
								
									インターネット利用等でマルチメディアによる情報発信が盛んになっている。国際間で生活・文化・意識を伝達する中心的役割を担いつつある。そこで、これらの教育利用の課題について考察したい。
 
 抄録全体を表示 
 
- 
						
						正司 和彦 
								原稿種別: 本文
 p.
									17-18
 発行日: 1995年
 公開日: 2018/05/16
 
 
								会議録・要旨集
									フリー
						 
							
								
									ハイパーメディアを調べ学習に用いる場合の教育的機能について検討を加え、学習情報に関する属性を書き込むことにより、ボタンの貼り付けやリンク付けを必要としないオーサリング法を提案する。さらに、具体的な例として小学校社会科歴史を取りあげ、授業計画との関連において教材を設計し、かつ学習者参加型の教材を開発する方法を示す。
 
 抄録全体を表示 
 
- 
						
						天花寺 博司 
								原稿種別: 本文
 p.
									19-20
 発行日: 1995年
 公開日: 2018/05/16
 
 
								会議録・要旨集
									フリー
						 
							
								
									マルチメディアの教育的利用の可能性を探るため、3中学校の教職員を対象に意識調査を実施した。この調査では、マルチメディアという言葉を知っているかどうか、知っているとすれば、マルチメディアという言葉の入手先とその意味、マルチメディアの教育的利用に関する意見とその推進上の課題、更に学習指導におけるマルチメディアの利用に対するイメージを調べた。
 
 抄録全体を表示 
 
- 
						
						篠原 文陽児, 中野 照海, 田島 惠介, 下川 正人, 萩野 正昭 
								原稿種別: 本文
 p.
									21-22
 発行日: 1995年
 公開日: 2018/05/16
 
 
								会議録・要旨集
									フリー
						 
							
								
									平成4年3月、文部省は、昭和48年以来の「視聴覚教育研修」を、マルチメディアやハイパーメディアに代表されるコンピュータ等の新しい機器の動向をも含む幅広い研修とするため、「視聴覚教育メディア研修」とする改善充実を図った。その結果、国及び各都道府県・指定都市教育委員会等は、この新たな「視聴覚教育メディア研修カリキュラムの標準」のもとで実施している。 本報告は、マルチメディアの教材開発に関する現職教育の現状と課題をまとめている。
 
 抄録全体を表示 
 
- 
						
						山元 啓史 
								原稿種別: 本文
 p.
									23-24
 発行日: 1995年
 公開日: 2018/05/16
 
 
								会議録・要旨集
									フリー
						 
							
								
									本研究では専門文献読解の重要語句の捉え方が理解にどのような影饗を及ぼすのかを明らかにする。重要語の捉え方について,一般語,内容語,談話構成語の3つのカテゴリを設け,一般的説明文での3カテゴリの捉え方,専門文献での3カテゴリの捉え方を大学院生を判定者集団として設定し,これを判定させた.その結果,談話語彙として説明文4語,専門文献8語が抽出され,特に専門文献の8語のうち「本論文」と「原文中」以外はすべて「思考運用のための用語」に含まれており,思考運用型の談話という認識が強くあらわれていることがわかった。
 
 抄録全体を表示 
 
- 
						
						小林 典子, 山元 啓史, フォード丹羽 順子, 小河原 義朗 
								原稿種別: 本文
 p.
									25-26
 発行日: 1995年
 公開日: 2018/05/16
 
 
								会議録・要旨集
									フリー
						 
							
								
									テレビから採録したナレーション、街頭インタビュー、対話を日本語学習者に聞かせ、書き取らせたものを、収集し、その誤りの分析を進めている。彼らのディクテーションの誤りを、そのまま誤聴解とするには、問題があるが、聞き取りの困難点を探る上で、貴重なデータと考える。これの有効利用のためのデータベース化について述べる。
 
 抄録全体を表示 
 
- 
						
						加納 千恵子 
								原稿種別: 本文
 p.
									27-28
 発行日: 1995年
 公開日: 2018/05/16
 
 
								会議録・要旨集
									フリー
						 
							
								
									外国人の日本語学習者の漢字力を、単に漢字の読み書きの到達度として測るばかりでなく、文法力や語彙力などと相関する総合的な漢字の運用力として、また漢字の構造や用法に関する知識の習得状況として捉えることを目的とした診断テストを開発した。その診断結果をレーダーチャートに表すことによって、学習者自身に現在直面している漢字学習上の困難点に気づかせ、その後の学習に役立つ指針を示すことができる。また、パーソナル・コンピュータを利用したCAT (Computer Assisted Testing)システムにすることによって、学習者に個別に対応でき、即時フィードバックが可能になる。今後、さらに効率的な漢字教育を支援する教育データベースと連携させる可能性を検討したい。
 
 抄録全体を表示 
 
- 
						
						カイザー シュテファン 
								原稿種別: 本文
 p.
									29-30
 発行日: 1995年
 公開日: 2018/05/16
 
 
								会議録・要旨集
									フリー
						 
							
								
									非漢字圏出身留学生の漢字学習者は、ほぼ全員アルファベット系文字体系を使う文化圏で育っている以上、彼らに効率よく漢字を学習させるためのデータベースには漢字の表音性に関するデータを用意することが望ましいと考えられる。しかも、短期間に多くの漢字を学習する必要のある大学生の場合、弁別学習の形で漢字の構造分析や他字に使われる近似音符などの関連情報の提示が求めれる。しかし、形声字の音符について類音・異音に関するデータの入力を実際試みると、適当な既成データが漢和辞典などからは簡単に得られないことが判明する。さらに、学習者にとっての類音・異音がどんなものか、どのような形でその情報を提出するか、検討を要する。
 
 抄録全体を表示 
 
- 
						
						清水 百合 
								原稿種別: 本文
 p.
									31-32
 発行日: 1995年
 公開日: 2018/05/16
 
 
								会議録・要旨集
									フリー
						 
							
								
									本発表の目的は、テストでは測れない学習者の問題意識をアンケート調査で明らかにするところにある。テストが教師側の評価であるとすれば、このアンケートは学習者自身の主観的な評価である。今回この調査の回答から、学習者は、漢字は自習できると思っていること、にもかかわらず日本語での「読み」や「書き」には悲観的であること、また具体的な漢字の「読み方」「書き方」「意味」「用法」の難易度については、学習上困難としている字形の複雑さが使用頻度ほど難しいと思っていないことなどがわかった。
 
 抄録全体を表示 
 
- 
						
						森 園子 
								原稿種別: 本文
 p.
									33-34
 発行日: 1995年
 公開日: 2018/05/16
 
 
								会議録・要旨集
									フリー
						 
							
								
									本研究では、事例研究や生徒の意識調査から、グラフ電卓を用いた中学校数学教育の有効性を検証し、以下のような新しいカリキュラムの内容を提案するものである. ①関数と方程式、さらに因数分解を融合し総合的に捉える.②図形教育において解析幾何学的な目を育む、③キー操作やメモリーを使用するなかで、数学的な内容の仕組みに目を向けたアルゴリズム的思考力を育む.
 
 抄録全体を表示 
 
- 
						
						友田 勝久 
								原稿種別: 本文
 p.
									35-36
 発行日: 1995年
 公開日: 2018/05/16
 
 
								会議録・要旨集
									フリー
						 
							
								
									学校教育でのコンピュータ利用が叫ばれて久しいが,最近のハードやソフトの低価格化と実用的なソフトの普及によって,ようやくその環境が整いつつあるといえる.そこで,授業で活用する事によって,教育の質を高めるようなソフトウェア,とくに,シミュレーションソフトについて,その可能性を考えてみたい.
 
 抄録全体を表示 
 
- 
						
						瀬沼 花子 
								原稿種別: 本文
 p.
									37-38
 発行日: 1995年
 公開日: 2018/05/16
 
 
								会議録・要旨集
									フリー
						 
							
								
									グラフ電卓利用の数学問題を,計算や作図の補助,概念の帰納的理解,数学的探究,の3タイプに分け紹介し,それぞれにかかわるカリキュラムの論点を述べた。それらは,(1)計算技能や作図技能の新たな位置づけ,(2)新たな指導順序や内容,(3)数学で扱う現実問題の位置づけ,である。さらに、グラフ電卓利用を進める下地として社会,数学,教育の3つのバランスを論じた。
 
 抄録全体を表示 
 
- 
						
						小山 正孝 
								原稿種別: 本文
 p.
									39-40
 発行日: 1995年
 公開日: 2018/05/16
 
 
								会議録・要旨集
									フリー
						 
							
								
									電卓やコンピュータが算数・数学教育に及ぼしうる影響を,算数・数学科カリキュラムの構成という視座から考察する。もちろん,電卓やコンピュータに関する事柄を教育内容として取り入れたり,それらを教育方法に生かしたりすることを検討することは重要である。しかし,さらに重要なことは,電卓やコンピュータが比較的容易に使える環境において,これまでの算数・数学科の教育目的・目標や教育内容を再検討し,時代の要請に応えうるカリキュラムを構成することである。
 
 抄録全体を表示 
 
- 
						
						山内 祐平, 菅井 勝雄 
								原稿種別: 本文
 p.
									41-42
 発行日: 1995年
 公開日: 2018/05/16
 
 
								会議録・要旨集
									フリー
						 
							
								
									社会的構成主義に基づく教授-学習理論において、最も重要な要素である社会的相互作用に注目し、科学教育の中で社会的相互作用が持つ意味について、中学校理科天文分野における実践をもとに考察する。
 
 抄録全体を表示 
 
- 
						
						小孫 康平 
								原稿種別: 本文
 p.
									43-44
 発行日: 1995年
 公開日: 2018/05/16
 
 
								会議録・要旨集
									フリー
						 
							
								
									近年、教育システム工学等において構成主義的教授・学習理論が登場してきた。この理論では、知識は学習者が能動的に情報収集を行い、各自それぞれの状況、文脈において構成されるものであるという立場をとる。その能動的学習を支援するツールとして、コンピュータネットワークが注目されてきている。本論文では、通信ネットワークを利用した構成主義的教授・学習観に基づいたカリキュラムの開発とインターネットの教育的利用について検討した。
 
 抄録全体を表示 
 
- 
						
						三宅 正太郎 
								原稿種別: 本文
 p.
									45-46
 発行日: 1995年
 公開日: 2018/05/16
 
 
								会議録・要旨集
									フリー
						 
							
								
									社会的構成主義の立場に立った授業を構想するために、社会的構成主義の理論から導き出される実践上の課題を探った。今回は、構成主義の立場からの授業では、教師は授業の中の適切な時点でこども達の思考を拡張したり変換するために、指示的な考え方や、実験などを用い診断的に子ども達の思考活動に介入することが求められる。子ども達自身の活動の文脈を診断的に把握する方法として、イメージマップテスト法を検討してみた。
 
 抄録全体を表示 
 
- 
						
						冬野 英二郎, 西川 純 
								原稿種別: 本文
 p.
									47-48
 発行日: 1995年
 公開日: 2018/05/16
 
 
								会議録・要旨集
									フリー
						 
							
								
									中学生の電流モデルの文脈依存性の強さを子どもたちの考えの強さの指標ととらえ,電流についての考え方の一貫性の強さと科学概念の獲得との関係を調べた。その結果,電流モデル保持の強さと授業効果とのかかわりが明らかになった。
 
 抄録全体を表示 
 
- 
						
						山口 悦司, 稲垣 成哲 
								原稿種別: 本文
 p.
									49-50
 発行日: 1995年
 公開日: 2018/05/16
 
 
								会議録・要旨集
									フリー
						 
							
								
									関係論的な視点から共同的な学びのあり方を探るとき、そこで生起している対話に着目することができる。表現のツールを使用した共同的な学習場面では、どのように対話が成立しながら学びが進行していくのだろうか。2人が共同でコンセプトマップを作成するという共同的な学習場面を設定し、そこでの対話の進行状況をエスノグラフィカルに捉え、それを発話分析の観点から分析した。その結果、2人ともが学びの場をリードしながら共同的な学びを進行させていることが明らかとなった。
 
 抄録全体を表示 
 
- 
						
						中山 雅哉 
								原稿種別: 本文
 p.
									51-52
 発行日: 1995年
 公開日: 2018/05/16
 
 
								会議録・要旨集
									フリー
						 
- 
						
						渡辺 健次 
								原稿種別: 本文
 p.
									53-54
 発行日: 1995年
 公開日: 2018/05/16
 
 
								会議録・要旨集
									フリー
						 
							
								
									和歌山大学附属小中学校では、和歌山大学との間を専用回線で結ぶことでインターネットに接続した。さらに学校内のあらゆる部屋に10BaseTの情報コンセントを取り付け、学校内の何処からでもインターネットにアクセスできる環境を構築した。この和歌山大学附属小中学校のインターネット環境について紹介し、学校に必要なインターネット環境について議論する。
 
 抄録全体を表示 
 
- 
						
						原 秀勝 
								原稿種別: 本文
 p.
									55-56
 発行日: 1995年
 公開日: 2018/05/16
 
 
								会議録・要旨集
									フリー
						 
							
								
									1994年7月、佐賀県内の二つの中学校を128kbpsの回線でインターネットに接続し、インターネットによるマルチメディアの教育利用を実践した。その実践内容について報告するとともに、インターネットの教育利用について、期待できる効果と問題点を考察する。さらに、教育センターを、学校にインターネット利用環境を提供できる地域の機関であるとし、佐賀県教育情報システムで推進しているインターネットへの取り組みを紹介する。
 
 抄録全体を表示 
 
- 
						
						鈴木 宏宣, 廣野 達也, 土田 幹憲, 高橋 庸哉 
								原稿種別: 本文
 p.
									57-58
 発行日: 1995年
 公開日: 2018/05/16
 
 
								会議録・要旨集
									フリー
						 
							
								
									パソコン通信を使って、気象情報を学校教育現場に提供するシステムの構築を進めている。その手始めとして、気象衛星「ひまわり」画像を学校教育現場(端末側)で活用するためのソフトを開発した。児童・生徒が容易に操作でき、学校の既存機器のみで利用できるものとした。機能は赤外・可視画像表示、全球画像表示、動画、印刷などである。
 
 抄録全体を表示 
 
- 
						
						山本 満代 
								原稿種別: 本文
 p.
									59-60
 発行日: 1995年
 公開日: 2018/05/16
 
 
								会議録・要旨集
									フリー
						 
							
								
									小・中・高等学校等をインターネットに接続する100校プロジェクトが実施され、その九州地区の学校への導入作業を実施した。導入システムの概要を紹介し、利用統計やアンケートをもとに、その後の導入校での利用方法や、インターネット導入にあたっての意見をまとめ、初等・中等教育におけるインターネットの導入について考察を行う。
 
 抄録全体を表示 
 
- 
						
						小川 正賢 
								原稿種別: 本文
 p.
									61-62
 発行日: 1995年
 公開日: 2018/05/16
 
 
								会議録・要旨集
									フリー
						 
							
								
									STSリテラシーに関する論議をする場合,「STS」という用語も「STSリテラシー」という用語も,ともにスローガンとしての性質を持っていることに注意しなければならない.スローガンは定義されるべきものではなく,解釈されるものであることを念頭におけば,いわゆる「定義問題」という不毛の議論を避けることができよう。この考え方を踏まえて,筆者の「STS」や「STSリテラシー」に関する解釈を提示した。
 
 抄録全体を表示