筑波大学大学院教育学研究科
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本稿の目的は, 学習者がもつ数学的概念の発達の基本的様態を示すモデルを構築することである。その方法として, まずベルニュ(Gerard Vergnaud)が提起した観察枠組みで概念発達に関しての定式化を行った。次に数学的概念の連続的な発達に弁証法的な原理を取り入れ, 従来は観念的であった概念フィールド(Vergnaud, 1983)の様態と機能を具体的事例と共に考察し, 概念発達の基本モデルと位置付けた。
日本科学教育学会年会講演論文集
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