日本科学教育学会年会論文集
Online ISSN : 2433-2925
Print ISSN : 2186-3628
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近代ドイツの化学教育 : その教授学の成立と発展
藤井 浩樹
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p. 369-370

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抄録
近代ドイツにおける化学教育の先駆者、アレントとウィルブラントを中心に、彼らの化学教育論を解釈することを通して、科学としての「化学教授学」の原型が確立される過程を明らかにした。彼らは、当時の一般教授学説や科学方法論の影響を受けながら、化学の授業の目標や内容構成、あるいは授業の過程などについて検討した。その取り組みは、化学教授学の存在を人々に自覚させ、その後の化学教授学の発展を基礎づけることとなった。
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© 1999 日本科学教育学会
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