抄録
JCET2000(oct.7-9,2000Naruto)での発表に続く第2報である。第1報では、佐賀県が1994年より運営している教育情報システム"Edu-Quake"の総括を行い、企業・行政・大学・地域と連携した新しい教育ネットワークシステム"New Eduquake"の構築の概略を紹介した。本稿は、Edu-Quakeのコンセプトを説明し、引き続き教員養成における問題点を指摘した上で、New Eduquakeの構築のコンセプトを説明している。そして、New Eduquakeの運営は、教員養成大学が中心的な働きをすることの必要性を示している。