日本科学教育学会年会論文集
Online ISSN : 2433-2925
Print ISSN : 2186-3628
ISSN-L : 0913-4476
会議情報
発表
PP-02 短乗法・長乗法の処理速度の発達
後藤 聡
著者情報
会議録・要旨集 フリー

p. 405-406

詳細
抄録
短乗法(筆算の計算過程で部分積を書かない方法)、長乗法(部分積を書く方法)における計算処理速度の違いが、一桁たし算の繰り上がりの有無とどのように関係しているかについて、処理速度(1問の回答に要した時間を称する。)を測定して発達的に検討した。その結果、繰り上がりのない問題は6年生で短乗法が、繰り上がりのある問題では3年生で長乗法が処理速度は速かった。
著者関連情報
© 2002 日本科学教育学会
前の記事 次の記事
feedback
Top