抄録
PDAを始めとするハンドヘルドデバイスを学習支援に活用する研究が、世界的に試みられるようになってきている。一方、日本では、学習指導要領の改訂により「総合学習」に対応した教育システムやカリキュラムの構築が求められている。そこで、我々は「総合学習」の場として注目を集めている博物館での学習を支援するために、PDA(Personal Digital Assistant)を用いたMusexと呼ばれるシステムを構築した。Musexでは、各学習者がオリエンテーリングの要領で展示物を訪問し、展示物ならびに他の学習者との相互作用を通して行う学習を支援する。Musexを東京都内の博物館にて運用し、観察された子供達の行動からシステムに対する評価、考察を行った。