日本科学教育学会年会論文集
Online ISSN : 2433-2925
Print ISSN : 2186-3628
ISSN-L : 0913-4476
セッションID: 8J8-22
会議情報
発表
8J8-22 SPP事業「子どもの科学技術・理科に対する関心を高める家庭環境の実現のための保護者に対する科学教室等の取組のあり方についての調査研究」(科学館における実験教室から「家庭環境」にせまる)
佐伯 胖菊池 龍三郎大島 まり大辻 永小川 正賢鎌田 正裕下條 隆嗣高木 博彦滝川 洋二貫井 正納増田 正幸村松 二郎湯本 博文森 康子美馬 正司松本 英登野口 義博鈴木 晋
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キーワード: SPP, 理科離れ, 家庭, 科学館
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抄録

文部科学省(科学技術・学術政策局基盤政策課)が平成15年度にSPP事業(Science Partnership Program)の一環として行った「子どもの科学技術・理科に対する関心を高める家庭環境の実現のための保護者に対する科学教室等の取組のあり方についての調査研究」について報告する。検討委員会とその下の3つのワーキンググループを組織しそれぞれの地域に即して科学館を拠点にした実践を試行したほか、全国のいくつかの科学館や保護者に対するインタビュー調査などを行った。その結果、本調査研究で仮定した、親子のコミュニケーションを保障し、現象を語る喜びが得られる状況を設定することは、家庭環境において科学技術離れを食い止めようとする本プロジェクトの趣旨に概ね沿うことが明らかになった。

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© 2004 日本科学教育学会
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