日本科学教育学会年会論文集
Online ISSN : 2433-2925
Print ISSN : 2186-3628
ISSN-L : 0913-4476
セッションID: 1B2-C6
会議情報
発表
1B2-C6 コンピュータを利用した遠隔協同作業におけるマウスカーソルの機能 : 他者マウスカーソル表示機能の効果(ユビキタス社会における学習環境のデザイン(2))
鈴木 栄幸舟生 日出男加藤 浩
著者情報
会議録・要旨集 フリー

詳細
抄録
本論ではコンピュータを利用した遠隔同期協同作業における複数マウスが、どのように作業を支援しているかを比較実験によって示す。比較実験には、Kneading Boardシステムを利用した。他者のマウスカーソルが表示される設定と、自分のマウスカーソルのみが表示される設定を用意し、それぞれの設定における協同作業のしやすさを、大学生を被験者として比較した。他者のマウスカーソルが見えることによって、①協同作業におけるポインティング、②場の共有感・ライブ感の構成、③協同作業の場において次に何がおこるかという予期が、可能になっていることがわかった。
著者関連情報
© 2005 日本科学教育学会
前の記事 次の記事
feedback
Top