東京学芸大学大学院連合学校教育学研究科
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本稿の目的は,2乗に比例する関数に焦点をあて,「仮定の意識化」を指導指針として,授業を構成,実施,評価し,「仮定の意識化」の有効性を示すことである。具体的な題材としては,2乗に比例する関数の単元にみられる制動初速度と制動距離の問題,およびそれに対応する現実事象の問題を扱った。授業は,プロトコル,および生徒の学習感想を基に分析した。その結果,「仮定の意識化」は,仮定の重要性を生徒に感得させるとともに,教科書の問題に対する見方を変容させるのに有効な指導指針であることが確認された。
日本科学教育学会年会講演論文集
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