筑波大学附属駒場中・高等学校
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本稿では,数学的モデリング能力を特定していくための方法として,課題分析マップの援用と原場面への注目を提案する。数学的モデリング能力は数学的モデリングの各過程を遂行するのに必要な能力の総称であり,数学的モデリングが実際にどのように進行しているのか特定していく必要がある。問題の変容を前提としたとき,変数の変化や変数間の関係を視覚化できる課題分析マップは有効な手段となる。さらに,原場面も変数として採用することで,数学的モデリングに及ぼす影響についても確認することができる。
日本科学教育学会年会講演論文集
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