日本科学教育学会年会論文集
Online ISSN : 2433-2925
Print ISSN : 2186-3628
ISSN-L : 0913-4476
セッションID: 1B3-B2
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発表
1B3-B2 算数・数学の才能教育における「学習の深化(enrichment)」と「学習の加速化(acceleration)」(才能のある児童・生徒を喚起し、伸ばす理数教育プログラム-米国における取り組みを中心として-)
二宮 裕之
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抄録
算数・数学に才能を持つ児童・生徒への特別な方策に関して、Inman(2004)の指摘する「個に応じる」ための3つ観点『内容』『過程』『成果』に注目する。そして「学習の加速化(acceleration)」が数学の『内容』の観点からの特別な方策であること、「学習の深化(enrichment)」が『内容』『過程』『成果』の3つの要素をバランスよく指導することを通して「学習内容の充実・質的向上」を図るものであることを明らかにした。更に、伝統的なカリキュラムにおける「特別な方策」の背景にある思想として「加速化」を、改革カリキュラムにおける背景として「深化」をそれぞれ同定するとともに、改革カリキュラムを「全ての学習者に対して『学習の深化』を意図しているもの」と特徴づけた。
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© 2005 日本科学教育学会
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