抄録
スーパーサイエンスハイスクール(SSH)の実施は、平成16年度で3年目を迎えたが、その間指定された72校は、理科・数学に重点を置いたカリキュラムの開発や大学・研究機関等との連携方策について、各種の研究を試みてきた。この過程において、大学と高等学校間相互の理解が一層進んできた。関係した大学側はSSHの高大連携事業や課題研究等で育成された論理的思考力や創造性、独創性等の能力を高く評価し、その能力を入学選抜に生かす方策を研究し、実際に取り入れる大学が出現し始めた。このことについて、SSH校と連携事業を緊密に進め、特色あるAO入試を実施している愛媛大学、九州大学、岡山大学(平成18年度から実施)の事例について報告する。