抄録
ネットいじめや,闇サイトによる被害が急増している.被害に遭うのは,子どもだけではなく,むしろ大学生の方が小学生よりも被害は多いにもかかわらず,すでにフィルタリングの義務もなく,保護者と同居していない場合も少なくない.そこで,大学生に対するネットいじめや闇サイトに関するアンケート調査を行った.その結果,77%がネットいじめを見かけたことがあり,80%が闇サイトを見かけたことがあり,36%が実際に闇サイトの仕事をしたことがあり,55%が闇サイトの仕事をしてみたいと回答していた.さらに,80%の大学生が,ネット上で知らない人に出会う経験をしていることが分かった.これらの結果より,危険性を十分理解し行動に移せる情報リテラシー教育が急務の課題であることが示唆された.