抄録
本研究では,気象と大気環境の観測,局地天気予報から構成される大気環境情報システムを開発した.学習者が大気環境情報システムを能動的に利用する過程から,学習者の科学リテラシーを育成できるという仮説を立て,演習教材の開発とその実践を試みた.一箇所の観測データではあるが,様々な演習教材として利用できることが確認できた.また,気象と大気環境データ,気象データと局地天気予報を組み合わせることで,より多くの演習教材に発展できることを示した.大気環境情報システムとそれを利用した教材の一般公開が今後の課題である.