日本科学教育学会年会論文集
Online ISSN : 2433-2925
Print ISSN : 2186-3628
ISSN-L : 0913-4476
セッションID: 2G1-C2
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発表
2G1-C2 新しい分子モデリング手法を取り入れた中学理科教材の開発(教材開発(2),一般研究,次世代の科学力を育てる : 社会とのグラウンディングを実現するために)
小鍛治 優伊佐 公男藤井 豊田中 幸枝太田 尚
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抄録
ポインター方式分子模型教材を改良して新たに組立・解体が自由になったディンプル・ソケット方式を開発した。また,中学理科教育現場での活用法を実践研究した。その過程で,遺伝子のような複雑な分子模型を用いる学習では,短い時間で組立てられるように簡易型DNA分子模型を開発し教材化した。今回,ソケット・ディンプル方式分子模型教材による光合成の仕組みの学習では,生徒の粒子概念の醸成が図られた。他方,簡易型DNAモデルを活用した授業では,最先端科学であるDNAの複製や遺伝の仕組みへの理解増進に向け実践研究中である。
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© 2011 日本科学教育学会
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