1B2-B3 地域の資源を利活用した科学技術文化の醸成への取り組み : 市民参画の基盤の構築(インタラクティブセッション,次世代の科学力を育てる : 社会とのグラウンディングを実現するために)

抄録

静岡科学館は,(独)科学技術振興機構「先進的科学館連携推進事業」の助成を受けて,静岡にある人材・施設・ノウハウなどを集約・活用しながら地域を挙げて科学コミュニケーションを推進していく事業を平成22年度より進めている。本稿では,当該事業にかかるこれまでの取り組みを整理するとともに,静岡に科学技術を文化として醸成していくために必要な要素について考察を加える。