日本科学教育学会年会論文集
Online ISSN : 2433-2925
Print ISSN : 2186-3628
ISSN-L : 0913-4476
セッションID: 3G1-I5
会議情報
表紙
3G1-I5 明治後期における小学校理科の動物解剖の位置づけ : 主に萬福直清の文献を基にして(教材開発(5),一般研究,次世代の科学力を育てる : 社会とのグラウンディグを進展させるために)
鈴木 哲也
著者情報
会議録・要旨集 フリー

詳細
抄録

本研究では萬福直清の文献を基に明治後期における小学校理科の動物解剖の位置づけを生体解剖されうる動物の種類と目的から分析した。その結果、二枚貝、イカ及びフナは観察事項として位置づけられており、ウサギやニワトリは人体の理解の手段として解剖された可能性があること等を指摘した。

著者関連情報
© 2012 日本科学教育学会
前の記事 次の記事
feedback
Top