抄録
理科教育において実験を行うことは非常に重要で,さらに学習指導要領の改訂によってエネルギー環境教育として"太陽光発電"および"風力発電"を取り扱うことが明記された。そこで,筆者らは一般的なSi系太陽電池ではなく,生徒が実際に作製でき,最先端の技術にもふれることができる色素増感太陽電池の教材開発を行ってきた。本研究では,太陽電池のセルを,ガラスを薄くすることで軽量化した色素増感太陽電池を搭載した模型自動車教材を新たに開発した。開発した教材は,実際の太陽光の下での走行実験を中学生,高校生を対象とした授業の中で実践し,アンケート調査を行い,その教育的効果を測った。