3A1-G4 被災地における地域密着型課題研究の実践が生徒・教員に与えた影響(3・11後の社会に科学教育が果たしうる役割,課題研究発表,学びの原点への回帰-イノベーティブ人材育成のための科学教育研究-)

抄録

筆者らは2012年8月より、岩手県、宮城県、福島県の3県6校の高等学校・高等専門学校を対象に、バイオ研究を通じて地元の課題解決にチャレンジする生徒・教員の支援を継続的に行う「東北バイオ教育プロジェクト」を実施してきた。本プロジェクトの活動が、生徒・教貞に対してどのような影響を与えてきたのかを報告とするとともに、被災地の震災復興や地域活性化に必要な人材育成に対して、科学教育がどのようなことができるのかを考察する。