主催: 一般社団法人日本科学教育学会
宇都宮大学
p. 45-48
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本稿では,小学 2 年のある児童によるグラフの作り替えの事例から,統計的推論の促進におけるモデルとモデリングの役割について示唆を得た.そこでのモデルは,統計的推論の羅針盤としての役割を果たしていた.またモデリングは,こうしたモデルの役割を引き出しながら,モデル間の行き来を活性化し,以前の統計的推論の過程とその結果を以後の統計的推論に有機的に繋げていく力動性・連続性・累積性を帯びた活動としての役割を果たしていた.
日本科学教育学会年会講演論文集
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