-
p.
Cover1
発行日: 2018年
公開日: 2019/06/14
会議録・要旨集
フリー
-
p.
app1
発行日: 2018年
公開日: 2019/06/14
会議録・要旨集
フリー
-
p.
i
発行日: 2018年
公開日: 2019/06/14
会議録・要旨集
フリー
-
p.
ii
発行日: 2018年
公開日: 2019/06/14
会議録・要旨集
フリー
-
p.
iii-v
発行日: 2018年
公開日: 2019/06/14
会議録・要旨集
フリー
-
p.
vii-xi
発行日: 2018年
公開日: 2019/06/14
会議録・要旨集
フリー
-
p.
xii-xiv
発行日: 2018年
公開日: 2019/06/14
会議録・要旨集
フリー
-
p.
xv
発行日: 2018年
公開日: 2019/06/14
会議録・要旨集
フリー
-
p.
xvi-xxxxiii
発行日: 2018年
公開日: 2019/06/14
会議録・要旨集
フリー
-
p.
xxxxv
発行日: 2018年
公開日: 2019/06/14
会議録・要旨集
フリー
-
坂本 美紀
p.
1-2
発行日: 2018年
公開日: 2019/06/14
会議録・要旨集
フリー
科学技術の開発と利用に関する公共的なガバナンスにおいては,市民が科学的リテラシーを発揮し積
極的な役割を果たすことが期待されている.本稿の目的は,科学技術の社会問題の教育利用に関す
る実践と研究の動向を概観し,思考の心理学的研究の流れに位置づけることである.
抄録全体を表示
-
宮崎 樹夫
p.
3-4
発行日: 2018年
公開日: 2019/06/14
会議録・要旨集
フリー
学術界における「科学教育」存立と開化のため,「科学教育研究のグローバル化」が必要である。
そこで,本シンポジウムでは,国内外の状況(意味・意義,方法,成果等)を共有するとともに,研
究者,学会や大学/等が今後取り組むべき課題を明らかにすることを目的とする。
抄録全体を表示
-
The example of research on educational dialogue
Wegerif Rupert
p.
5-6
発行日: 2018年
公開日: 2019/06/14
会議録・要旨集
フリー
This paper investigates the role and value of internationalization in educational research through a
focus on a particular innovation from the UK. It begins with a brief summary of claims that have been made about
internationalization in research, especially claims about the Fourth Age of Research by Jonathan Adams. The main
body of the paper illustrates the nature and significance of internationalization in educational research through the
story of a program of research on educational talk in the UK which began in the 1990s. This example shows the
relevance of international networks and collaborations for the success of research from the point of view of the
individual researcher, the institution and world as a whole.
抄録全体を表示
-
Keith JONES
p.
7-10
発行日: 2018年
公開日: 2019/06/14
会議録・要旨集
フリー
Globalization, and the internationalization of universities, brings both opportunities and dilemmas for
university researchers in general, and for researchers in the Educational Sciences in particular. International
collaboration has been shown to have a positive effect on the productivity of researchers in terms of the number
of publications authored and co-authored, the impact of their research in terms of number of citations, and their
research quality in terms of the ranking of the journals of publication. At the same time, international research
focuses might not match with national priorities and trends in the researchers’ own countries, and the need for nonnative
speakers of English to write in English is well-recognized as very demanding. In this paper I review the
evidence on research collaboration internationally, and in medium-sized countries such as Japan, and examine the
internalization of research in the Educational Sciences in particular. I then explore some strategies for Education
researchers, and their scholarly organizations, to globalize their research. I conclude by returning to the benefits
and dilemmas, both for researchers and for scholarly organizations in the Educational Sciences, of globalizing
academic research.
抄録全体を表示
-
数学授業の国際比較研究の場合
清水 美憲
p.
11-14
発行日: 2018年
公開日: 2019/06/14
会議録・要旨集
フリー
科学教育研究は,研究対象となる事象が社会のグローバル化の強い影響下にあるという状況に加え, 研究活動の国際化や研究者コミュニティの拡大という別のグローバル化にも直面している。本稿では, 後者について,研究のグローバル化が, 教育事象の社会・文化的な文脈を問い直す契機となってローカリズムをもたらすことを, 数学授業の国際授業研究プロジェクト(LPS)の経験に基づいて指摘する。
抄録全体を表示
-
磯﨑 哲夫
p.
15-18
発行日: 2018年
公開日: 2019/06/14
会議録・要旨集
フリー
本研究は、科学教育研究のグローバル化とは、という問いに対して、研究の目的となるなぜ(why)、 研究の主題である何を(what)、研究の方法論に関わるどのように(how)に分けて検討し、 この問いへの1つの解を導き出すことを目的とした。科学論や社会科学の考え方やアプローチを援用しながら分析し、これまでの研究成果なども事例として示した。そして、科学 教育研究のグローバル化では、他の学問領域の研究動向を視野に入れ、言語や文化、国境 を越え研究者や実践者と対話ができる研究をすることが重要であることを指摘した。
抄録全体を表示
-
技術教育の領域から
村松 浩幸
p.
19-20
発行日: 2018年
公開日: 2019/06/14
会議録・要旨集
フリー
科学教育研究のグローバル化について技術教育の領域に焦点を当てると,特に若手研究者は,近年 急速にグローバル化が進展している教材開発等のコンテンツ系の研究や実践から入ることと,関連す るコミュニティに参画することが,グローバル化に敷居低く取り組める入り口ではないかと考える。
抄録全体を表示
-
学校教育における STEM 教育の枠組みの在り方
大谷 忠, 谷田 親彦, 磯部 征尊
p.
21-22
発行日: 2018年
公開日: 2019/06/14
会議録・要旨集
フリー
本課題研究では既往の「科学技術リテラシー」及び「科学・技術に関わる連携・協働」に関する課題研究の議論を踏まえ,技術教育と理数教育の連携・協働の在り方を模索するため,教科間の教育内容 に関する相互関連性を把握し,教育課程における適切な位置づけなどの検討を進めることを目的とする。本年度は,学校教育における技術・理科・数学の位置づけを STEM 教育の視点から捉え,STEM 教育に含まれる技術(T),科学(S),数学(M)の位置づけとエンジニアリング(E)との関係に注目し, 学校教育における STEM に関わる教育の枠組みの在り方について議論を深めたい。
抄録全体を表示
-
日本とイギリスとの比較を中心として
磯部 征尊, 谷田 親彦, 大谷 忠
p.
23-24
発行日: 2018年
公開日: 2019/06/14
会議録・要旨集
フリー
本稿では,本課題研究の議論の深化や広がりを目指し,小・中・高等学校段階における STEM 教育に関する既存教科の動向を整理することを研究目的とした。その結果,我が国の小・中・高等学校の既存教科に基づく STEM 教育を普及・発展させるためには,各教科で追加されたプログラミング教育に関する内容を連携軸の一つとして題材開発を進めることと,各教科の学習内容及び,問題解決的な 学習の目指す方向性等を考慮した複合的な領域を開発することが,STEM 教育の発展に一層重要であることを指摘した。
抄録全体を表示
-
谷田 親彦, 大谷 忠, 磯部 征尊
p.
25-26
発行日: 2018年
公開日: 2019/06/14
会議録・要旨集
フリー
本稿では,問題解決の指向性と STEM の枠組みについて検討する。国内外の技術教育が規定する問題解決は,主に製品やシステムのデザインに基づく「創造」指向の問題解決であり,技術科では 2017 年版学習指導要領における学習過程に顕在化していた。一方で,理科などをはじめとした他教科の問題解決は「探究」指向であることが指摘できた。このことを踏まえ,異なるベクトルを持つ「創造」指向の問題解決と「探究」指向の問題解決,ならびにScience,Technology, Engineering, Mathematics の位置づけを提案した。
抄録全体を表示
-
猿田 祐嗣
p.
27-28
発行日: 2018年
公開日: 2019/06/14
会議録・要旨集
フリー
新学習指導要領改訂においては,1)資質・能力の育成,2)アクティブ・ラーニング,3)カリキュ
ラム・マネジメントがポイントとして示された。また,社会に開かれた教育課程が重視され,その編
成には各学校でのカリキュラム・マネジメントの確立が求められている。STEM 教育においては,実世
界での現代的諸課題に対応するための資質・能力を育むことを中心に据え,各教科で育んだ体系的な
知識を用いて実世界との関わりを意識した探究的な活動の場を提供することが必要である。
抄録全体を表示
-
上野 耕史
p.
29-30
発行日: 2018年
公開日: 2019/06/14
会議録・要旨集
フリー
本稿では,技術の視点を含めていると判断される2つの研究開発学校を抽出し,そこで新設された教科
の,目標,内容,方法を整理した。そこでは,目指す資質・能力には,科学技術に関する知識以外に,
自然や社会への理解等も設定されていること,科学技術や社会の在り方に関する知識等を入口にし
て,生活や社会の中から問題を自ら見出し,他者と協働して解決していくという,問題解決的な活動が
必要といった特徴が確認できた
抄録全体を表示
-
今井 泉, 寺田 光宏
p.
31-32
発行日: 2018年
公開日: 2019/06/14
会議録・要旨集
フリー
中等化学教育の基本概念を確立させるため,公益社団法人日本化学会の約 60 年にわたる化学教育への取り組みの歴史を調査した結果,「粒子」,「エネルギー」,「環境」,「グリーン・サステイナブルケミストリー
(GSC)」などの概念が重要であることがわかった。これは,米国化学会スタンダードや独国Chemie im Kontext の基本概念の一部であった。そこで,本研究では,日本の教育風土にあう中等教育における化学の基本概念をChemistry in Relevance(CHiR)の基本概念とし,現行の学習指導要領理科解説との関係を考察した。
抄録全体を表示
-
吉岡 亮衛
p.
33-36
発行日: 2018年
公開日: 2019/06/14
会議録・要旨集
フリー
本研究は,中等教育化学の基本概念を整理することを目的とし,学習指導要領解説と教科書を材料として基本概念の扱われ方を比較分析した結果について報告する.対象とする教科は高等学校の化学基礎と化学及び中学校理科の化学領域である.結果として、学習指導要領と教科書の記述は概ね良く一致していることが分かった.
抄録全体を表示
-
後藤 顕一, 林 優子, 寺田 光宏
p.
37-38
発行日: 2018年
公開日: 2019/06/14
会議録・要旨集
フリー
小学校及び中学校の次期学習指導要領解説理科(文科省,2017)で示されている資質・能力や学習過程をドイツ・教育スタンダード化学コンピテンシー及び本プロジェクト CHiR が提示している基本概念による分類の視点で整理して検討した。その結果,我が国の理科の内容構成は,この整理においても系統的,段階的な教育課程であるという検証された。一方,化学コンピテンシーにおける「科学的技法」,「科学的コミュニケーション」「科学的意思決定」という整理においては,さらなる検討が必要であることが明らかになった。
抄録全体を表示
-
遠藤 優介, 寺田 光宏
p.
39-40
発行日: 2018年
公開日: 2019/06/14
会議録・要旨集
フリー
ドイツニーダーザクセン州のギムナジウム„Ricarda-Huch-Schule“の取り組みを事例として,州レベルの中核カリキュラムで規定されたコンピテンシーの内実を踏まえつつ,その育成を目指す文脈を基盤とした化学の授業デザインの実相を探り,吟味した。
抄録全体を表示
-
寺田 光宏
p.
41-42
発行日: 2018年
公開日: 2019/06/14
会議録・要旨集
フリー
本論は本プログラムにおける基本概念の特質を明らかにし,その基本概念と資質・能力及び授業の関係を明らかにすることを目的とした。資質・能力の中核となる基本概念を作成し,その特質(道具性, 系統性,可変性)を明らかにした。また,基本概念を中核として他の資質・能力((科学的なスキル,科学的なコミュニケーション,科学的な意思決定))も同時に育成していくことを目指す。そして,授業デザインは先行しているドイツの例を参考に行う。文脈を基盤とするアプローチは,化学の内容,概念をつなぎ, 関連性をもたせ,また内容・概念と学習者,社会,キャリアなどをつなぎ,化学と関係する関連性を重視するためレリバンスを文脈の柱とする。
抄録全体を表示
-
企画趣旨
川上 貴
p.
43-44
発行日: 2018年
公開日: 2019/06/14
会議録・要旨集
フリー
今回のモデリング課題研究では,数学教育の立場から,「統計的推論」,「蓋然的思考」,「批判的思考」,「メタ認知」といった汎用的能力に関する実例に基づいて,それら能力の育成におけるモデル・モデリングを核とした学習指導の関連性やその貢献について探っていく.
抄録全体を表示
-
ある児童によるグラフの作り替えの事例からの示唆
川上 貴
p.
45-48
発行日: 2018年
公開日: 2019/06/14
会議録・要旨集
フリー
本稿では,小学 2 年のある児童によるグラフの作り替えの事例から,統計的推論の促進におけるモデルとモデリングの役割について示唆を得た.そこでのモデルは,統計的推論の羅針盤としての役割を果たしていた.またモデリングは,こうしたモデルの役割を引き出しながら,モデル間の行き来を活性化し,以前の統計的推論の過程とその結果を以後の統計的推論に有機的に繋げていく力動性・連続性・累積性を帯びた活動としての役割を果たしていた.
抄録全体を表示
-
トゥールミンの「論のレイアウト」による分析を通して
辻山 洋介, 小林 隆義
p.
49-50
発行日: 2018年
公開日: 2019/06/14
会議録・要旨集
フリー
本研究は,多様な確率モデルを設定して解釈・評価・比較する活動に焦点を当て,その過程における生徒の蓋然的な思考の様相を,トゥールミンの「論のレイアウト」によって分析する.分析の結果,数学的確率に基づくモデルを,統計的確率に基づく多数回試行の結果と合わせて解釈・評価・比較することによって,どの場合が起こることも同様に確からしいかどうかの判断が促される可能性と,多数回試 行の結果をもとに判断することの妥当性については疑念が解消されない可能性が示唆された.
抄録全体を表示
-
服部 裕一郎
p.
51-54
発行日: 2018年
公開日: 2019/06/14
会議録・要旨集
フリー
学習者が遂行する数学的モデル化過程において,批判的思考の役割とは如何なるものなのか? 本稿では,数学教育において批判的思考の育成を目指した授業実践(服部・井上,2015)を,数学的モデリングの視点から再考を試みた。本研究では数学授業で育成すべき批判的思考力を「与えられた事象について,数学的知識や数学的推論等を駆使してその妥当性や信頼性を正しく判断しようとする能力と積極的な態度」と暫定的に捉える。服部・井上(2015)において生徒達が遂行した数学的モデル化過程を検証した結果,生徒による批判的思考は,数学的結論を現実世界へ導く推進力としての役割を果たしていることが示唆された。
抄録全体を表示
-
髙井 吾朗
p.
55-58
発行日: 2018年
公開日: 2019/06/14
会議録・要旨集
フリー
本稿では,数学的モデル化におけるメタ認知の役割に着目し,数学的モデル化を対象としたメタ認知研究を概観し,「推進力」として機能することを確認した。一方,数学的モデル化においてメタ認知が 成長することに困難性があることを示し,数学的モデル化過程に「練り上げ」を取り入れることにより,他 者に認知的活動の根拠を求めメタ認知的経験を蓄積することを提案し,実践事例から検討を行った。
抄録全体を表示
-
加納 圭, 水町 衣里, 塩瀬 隆之, 後藤 崇志, 竹内 慎一
p.
59-60
発行日: 2018年
公開日: 2019/06/14
会議録・要旨集
フリー
次期学習指導要領において「理科の見方・考え方」がより重視されることになる。PISA 調査ではこれまでの科学的知識がより細分化され、内容、手続、認識に関する知識に整理された。本研究ではこれらを踏まえ、「理科の見方・考え方」に着目した教育プログラムの開発とコンピュータ適応型テスト開発構想について報告をする。
抄録全体を表示
-
塩瀬 隆之, 後藤 崇志, 加納 圭
p.
61-62
発行日: 2018年
公開日: 2019/06/14
会議録・要旨集
フリー
本稿は,科学的リテラシーに必要な「認識に関する知識」を評価するために、どのような項目が必要かを特定するため、PISA 型の過去問について回答理由まで掘り下げた追加設問への回答傾向から偽陽性、偽陰性の傾向を分類、どのような項目候補が想定されるか、調査結果について概説する。
抄録全体を表示
-
後藤 崇志, 塩瀬 隆之, 加納 圭
p.
63-64
発行日: 2018年
公開日: 2019/06/14
会議録・要旨集
フリー
本研究ではDrummond & Fischhoff (2017)のScientific Reasoning Scale を参考に日本語での科学的推論テストを作成した。調査1 では、科学的推論テストのテスト特性を検討するとともに、科学的知識テストの得点、Big
Five の開放性、批判的思考態度の論理的思考の自覚との間に正の相関関係が見られることを示した。調査 2 では、科学的推論テストと三段論法の推論テスト得点との間にはほぼ相関関係は見られないことを示した。科学的推論テストの心理測定的特徴と今後の利用可能性について議論する。
抄録全体を表示
-
竹内 慎一, 加納 圭, 水町 衣里, 塩瀬 隆之, 後藤 崇志
p.
65-66
発行日: 2018年
公開日: 2019/06/14
会議録・要旨集
フリー
次期学習指導要領において、各教科における「見方や考え方」や「社会に開かれた教育課程」がより重視される。筆者らはこうした動きに対応したNHKの理科教育番組と、それに連動した科学教育イベントやワークショップをこれまで開発・実施してきたが、科学や理科への無関心層を含むより幅広い参加者層の獲得や、保護者や教員らのマインドセットを変える難しさなどの課題もみえてきた。本稿では、これまでの経緯と課題、これらに対応した新たな科学教育イベントやワークショップの開発構想について報告する。
抄録全体を表示
-
才能のパイプラインを個人・地域・世界でいかにつなぐか
隅田 学
p.
67-68
発行日: 2018年
公開日: 2019/06/14
会議録・要旨集
フリー
本研究は,全ての子どもたちの能力を伸ばし可能性を開花させるための科学教育の質的・システム的転換を目指し,特にジェンダーや地域格差に配慮した科学才能教育カリキュラムを,学際的連携により,検討していくことを目的とする。本課題研究では,国内の理科自由研究・各種コンテスト受賞者の分析,1964 年にサイエンスハイスクールを設置した歴史のあるフィリピンにおける才能教育の現状と地方での実践,そして 2015 年より台湾で実施されている Asia-Pacific Forum for Science Talented の成果と課題について発表し,本テーマについて議論を深める。本発表では,地方の才能ある女子児童・生徒の実態に関する分析結果を発表する。
抄録全体を表示
-
千葉 和義, 植竹 紀子, 垣内 康孝, 堀田 のぞみ
p.
69-70
発行日: 2018年
公開日: 2019/06/14
会議録・要旨集
フリー
本研究では、児童・生徒の理科自由研究作品や課題研究作品の全文検索システムを開発し、その作 品の分野/傾向を解析した. その結果,児童の作品においては, 科目・分野横断的な作品が多く, 地球分野の作品が少ないことが明らかになった.
抄録全体を表示
-
Pawilen Greg Tabios
p.
71-74
発行日: 2018年
公開日: 2019/06/14
会議録・要旨集
フリー
This presentation aims to discuss STEAM education for the gifted in rural settings in the Philippines. It will present several programs, initiatives, and innovations done in several public schools in rural areas across the country. It will also present pertinent issues and challenges on the development and implementation of STEAM education for Filipino gifted learners in the country.
抄録全体を表示
-
A Problem Solving Program for Nurturing Future Scientists
Kuo Ching-Chih
p.
75-78
発行日: 2018年
公開日: 2019/06/14
会議録・要旨集
フリー
The Asia-Pacific Forum for Science Talented (APFst) organized by National Taiwan Normal University (NTNU) was designed to provide science talented students with opportunities to get to know each other, showcase their talents, and work collaboratively. Targeted participants are middle high school talented students who are aged 13-16. The participating country or region is invited to send a delegation consisting of a team of up to two teachers and six students. With a core theme of “Nurturing Future Scientists for the Betterment of Society”, the 5-year project, first introduced in 2015, has an array of activities highlighting the theme preparing the young talents for future responsible leadership and contribution to society. The themes of the five-year project are social concern, problem solving, imagination, creativity, and leadership separately.
抄録全体を表示
-
飯島 康之
p.
79-80
発行日: 2018年
公開日: 2019/06/14
会議録・要旨集
フリー
数学教育でのテクノロジー利用は, それによって思考がどう変わるか/思考をどう変えたいのか,に関する認識やケーススタディを蓄積することが重要であろう。本論では難しい証明問題に関わる授業研究に伴って新しい作図ツールの役割を実感した事例について紹介することによって,それを例示した。
抄録全体を表示
-
数学の楽しみ
渡辺 信
p.
81-84
発行日: 2018年
公開日: 2019/06/14
会議録・要旨集
フリー
数学知識の理解には多くの困難がある.そのために数学の楽しみを体験できないままで数学教育を終えてしまう.数学はつまらないということしか残らない.しかし Technology の活用によって「数学の世界」が広がり,抽象的な数学の世界を簡単に見ることができる.数学を楽しむ・考える道具としての Technology 活用の具体例を示す.数学教育の目標は誰もが主体的に考えることであって,その考える補助としての役割が Technology 活用である.
抄録全体を表示
-
牧下 英世
p.
85-86
発行日: 2018年
公開日: 2019/06/14
会議録・要旨集
フリー
グラフ関数電卓が誕生して四半世紀が経つ。日本においても中学校,高等学校の数学教育における活用について各方面から研究されてきた。筆者の所属した数学科では,授業で活用するために,ひとクラス分程度のグラフ関数電卓を購入し授業で活用してきた。数学の内容にもよるが,実際に使って みて,現在学習指導要領で要請されている主体的で深い学びにつながる実践であったように記憶している。日本国内においては,グラフ関数電卓を活用した取り組みが実践者や研究者から報告されてきたが,グラフ関数電卓を活用していこうという流れにはならなかった。その原因として,グラフ関数電卓の 1 台あたりの単価が安価なものではないことや,教師の理解を得づらい環境にあったことがあったであろう。本稿では,海外の事例を参考にしながら,中学校,高等学校でグラフ関数電卓が活用されるために,学校,メーカー,教育委員会が連携して支援する方途,環境づくりについて議論したい。
抄録全体を表示
-
大西 俊弘
p.
87-90
発行日: 2018年
公開日: 2019/06/14
会議録・要旨集
フリー
本研究では、高等学校に新設されることとなった共通教科「理数」の「理数探究基礎」という科目に着目し、その授業で取り組む数学的な探究教材を提案するものである。具体的には、複数の円に関する作図問題を取り上げ、動的幾何ソフトウェアを用いて、2 次曲線の知識などを応用しながら、作図方法を探究する。紙と鉛筆による作図とは少し異なる方法で、問題解決をはかるもので、数学が得意な高校生向けの入門課題として普及させることを目指している
抄録全体を表示
-
濱口 直樹, 高遠 節夫 高遠 節夫
p.
91-92
発行日: 2018年
公開日: 2019/06/14
会議録・要旨集
フリー
高専や大学,高等学校の数学教育において,学生が苦手とすることの多い空間図形については,教員の立場からも黒板への描き難さ,教材の作り難さ等問題があった。現在では,スライドやタブレットの教材,また3Dプリンタを用いた立体モデル等,様々なスタイルでの提示が可能となり,教材作成環境も変化してきている。本研究では,1つのテーマに対して様々なスタイルの教材を併用することの教育効果に着目して授業を設計している。本稿では,このように設計したいくつかの授業で用いた教材と授業後に行ったアンケート調査の結果から窺える学生の様子,およびその教育効果について述べる。
抄録全体を表示
-
末廣 聡
p.
93-94
発行日: 2018年
公開日: 2019/06/14
会議録・要旨集
フリー
数学の学習場面において、「自分自身で多様な知識を関連づけることで、多様な解決方法が可能な非定型問題の解決を導いたり、その思考プロセスを表現したり、諸事象を深く理解したりする力を『わかる学力』」(1 として、この学力を高めるための授業実践について一つの事例をもとに考察する。特に、ICT を補助的に活用した実践事例をあげる。
抄録全体を表示
-
金森 千春
p.
95-96
発行日: 2018年
公開日: 2019/06/14
会議録・要旨集
フリー
本研究は,学習者が個の能力に応じて主体的に学習をすすめるために,テクノロジーをどのように活用するかという視点に着目し,G Suite for Education のツールを用いて授業サイトを作成し,授業に関係するコンテンツをすべて包括することを可能にした.その結果,学習者が個に応じた学習において必要なツールを使い,積極的に学習する姿勢が明らかとなった。
抄録全体を表示
-
野田 健夫, 金子 真隆 金子 真隆
p.
97-100
発行日: 2018年
公開日: 2019/06/14
会議録・要旨集
フリー
CindyJS は動的幾何ソフトウェア Cinderella のスクリプト言語 CindyScript をブラウザ上で実行可能にする環境である.CindyJS を使用することにより,直観的に操作できる数学教材コンテンツを手軽にタブレットなどのデバイスに実装することができるようになった.本研究では,理系の大学生の多くが初年次の微分積分で学ぶ関数の多項式近似に関するコンテンツを作成し,iPad に実装して学生たちに操作させる実験を行った. 特に,1 人で 1 台のタブレットを操作する場合と,グループに 1 台のタブレットを相談しながら操作する場合を比較し,対話が数学の学習に与える影響を調べた.その結果,両群の操作傾向に統計的に有意な違いがあることが明らかとなり,対話が数学的探索の効果を高めることが分かった.
抄録全体を表示
-
防災に関する教材における生徒の反応
太刀川 祥平
p.
101-102
発行日: 2018年
公開日: 2019/06/14
会議録・要旨集
フリー
数学と理科との関連では,数学的な見方と理科的な見方を生徒が認識して問題の解決や探究を行うことが重要であると考える。本稿では,防災をテーマにした題材において,生徒が発見した問題点とその解決方法がどの教科に関係すると生徒が考えるのかについて検討した。その結果,生徒の捉え方は変容しながらも,発見した問題やその解決の方法が複数の教科に関係すると考える生徒の姿が見られた。これは,筆者の所属する中等教育学校の総合的な学習の時間(「理数探究」)の授業に関係していると考えられる。
抄録全体を表示
-
中学校における「車の制動距離」の教材に着目して
松田 遥
p.
103-104
発行日: 2018年
公開日: 2019/06/14
会議録・要旨集
フリー
本稿は,数学科と理科に関連する指導場面である「車の制動距離」を例に,数学科と理科が関連しあう授業について数学教育の立場から検討した。石井ら(1996)の論考を参考に考察した結果,例えば「数学→理科→数学」という順で指導することにより,「導入→深化→発展」を図ることができるのではないかと考えられた。ただしここでは,数学と理科の両教科で互いに関連した指導計画の検討が必要であると考えられる。
抄録全体を表示