日本科学教育学会年会論文集
Online ISSN : 2433-2925
Print ISSN : 2186-3628
ISSN-L : 0913-4476
43
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透過型HMDを用いた聴覚障害者への情報保障の試み-博物館での利用をめざして-
*加藤 伸子篠崎 有斗
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抄録

本研究は、博物館における情報保障としてHMD(Head Mounted Display) を用いて支援する際の問題点を明らかにし、聴覚障害者に適したHMDへの字幕提示のあり方を検討しようとするものである.聴覚障害者への字幕の提示はテレビや映画等で使われている数行提示する方法や、大学の授業や講演会などで行われている画面全体に十数行を提示する方法など、場面に応じて異なる利用がされてきている.HMDを用いた場合の聴覚障害者にとって望ましい提示方法や提示した場合の理解度、安全性など、検討すべき多くの項目がある. 本稿では、聴覚障害者にHMDを用いて字幕を提示した場合のアンケート結果について述べる.

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© 2019 日本科学教育学会
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