日本科学教育学会年会論文集
Online ISSN : 2433-2925
Print ISSN : 2186-3628
ISSN-L : 0913-4476
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標本調査の単元における統計と確率を関連付けた統計的探究の教材開発
*細田 幸希
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抄録

本稿の目的は,標本調査の単元における統計と確率を関連付けた統計的探究に関する教材を開発し,その意義を示すことである.そのために,Manor Braham and Ben-Zvi(2017;2019)の統合的モデリングアプローチを基盤とし,動的ソフトによるサンプラーの機能を用いながら,文脈的不確実性や統計的不確実性の双方に学習者を直面させることを教材開発の視点として設定し,「人が美しいと思う長方形の特徴」を題材とした統計的探究に関する教材を開発した.開発した教材の教育的価値として,標本の代表性や変動性を探究する活動を通して,学習者の標本と母集団の関係の理解を促進させることができること,学習者が標本調査の必要性を認識し,統計調査の方法や結果を批判的に考察することを通じて,学習者の統計的思考力を育成できることが挙げられた.

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© 2020 日本科学教育学会
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