日本科学教育学会年会論文集
Online ISSN : 2433-2925
Print ISSN : 2186-3628
ISSN-L : 0913-4476
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論文集
日本の理科と数学の興味ネットワークモデルの推定と経年比較の検証
*本田 真大, 伊藤 崇達, 長沼 祥太郎
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抄録

本研究では,理科の興味に関するネットワークモデル(Science Interest Network Model, SINM)を参照し,OECDが公開する日本のPISA調査データを用いて,我が国の理科や数学の興味ネットワークモデルを推定した.また各教科を経年比較し,ネットワーク構造の違いや中心性について検証した.理科の経年比較(2006年と2015年)では,ネットワーク構造に違いが確認されたものの,数学の経年比較(2003年と2012年)では,ネットワーク構造に違いが確認されなかった.理科において,2006年では,科学に関する本を借りることや買う行動が中心であり,2015年では,科学についての知識を得ることの楽しさが中心であることが示唆された.数学において,2003年,2012年ともに,数学で学ぶ内容への興味が中心であることが示唆された.

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