主催: 一般社団法人 日本科学教育学会
会議名: 日本科学教育学会第48回年会
回次: 48
開催地: 函館工業高等専門学校
開催日: 2024/09/13 - 2024/09/15
環境教育教材として生物を利用する際動植物が利用する場合が多いが,生態系を支えている分解者を利用した教材は少ない.そこで,微生物として緑藻のムレミカヅキモに対する化学物質の環境影響を検討できる実験教材を開発することを目的とした.しかも,化学物質の環境影響の観察のみならず,環境影響を改善することも同時に観察できる実験教材の開発を試みた.具体的には,抗菌薬(抗生物質)であるコリスチンを環境影響物質,環境影響改善(水質浄化)を図る物質として,納豆のネバネバ成分であるポリグルタミン酸を利用した.それを96well培養プレート上で培養すると,細胞増殖が抑制される条件では細胞数は増えないが,ポリグルタミン酸が有効に働くと細胞数の増加が顕著に観察できる教材を開発することができた.