日本科学教育学会年会論文集
Online ISSN : 2433-2925
Print ISSN : 2186-3628
ISSN-L : 0913-4476
セッションID: 1
会議情報

論文集
多様性と包摂性の観点からみる篠山チルドレズミュージアムの現状
*髙橋 あおい
著者情報
会議録・要旨集 フリー

詳細
抄録

2022年のICOMの新定義に見られるように博物館には多様性と包摂性が求められている.我が国においてもこれまでに多様性と包摂性の観点から様々な博物館調査や取組事例の紹介,研究などが行われてきた.しかしながら,幼年期の子どもとその家族を対象にした研究はほとんどなく,また,利用実態についても明らかにされていない.そこで本稿では,篠山チルドレンズミュージアムを事例に,特別なニーズを持つ子どもとその家族がどの程度子ども博物館を訪れているのかについて明らかにすることを試みた.調査の結果,篠山チルドレンズミュージアでは来館者の多様性が確保されていることが示唆された.

著者関連情報
© 2024 日本科学教育学会
前の記事 次の記事
feedback
Top