主催: 一般社団法人 日本科学教育学会
会議名: 日本科学教育学会 第49回年会
回次: 49
開催地: 広島大学 東広島キャンパス
開催日: 2025/09/05 - 2025/09/07
中学校理科第2学年「気象とその変化」の「自然の恵みと気象災害」について,梅雨前線に伴う大雨による土砂災害の発生メカニズムを理解するための授業を開発した.平成30年7月豪雨の事例を対象に,生徒が資料から事実を見いだし,それに基づいて土砂災害の発生メカニズムを誘因と素因を関連付けながら学習できるようにした.この成果を踏まえ,中学校理科における気象災害の学習と接続させた防災教育プログラムのあり方について考察した.気象災害に備えるに当たっては,ハザードマップ等を活用して地域の気象災害のリスクを知る学習が考えられる.また,避難行動を取るに当たっては,防災気象情報を理解し,その上で利活用し避難等のシミュレーションを行う学習が考えられる.これらの学習を中学校で実践するために,総合的な学習の時間等における授業開発が課題である.