主催: 一般社団法人 日本科学教育学会
会議名: 日本科学教育学会 第49回年会
回次: 49
開催地: 広島大学 東広島キャンパス
開催日: 2025/09/05 - 2025/09/07
高等学校では,重量分析,中和滴定,酸化還元滴定のような定量実験が実践されている.筆者らは,さびの主成分であるほか,サプリメントにも含まれている鉄(Ⅲ)イオンの定量を目標とした.これらの素材中では,鉄はおもに酸化物として存在しているため,酸を作用させ,鉄(Ⅲ)塩の形で溶かしだす必要がある.この研究に先立ち,基礎的な知見を得るために,種々の鉄(Ⅲ)塩に対しフェナントロリン吸光光度法,あるいはバリアミンブルーによるEDTA滴定によって鉄(Ⅲ)の定量を行い,陰イオンの違いや前処理の違いが吸光度や滴定の際の体積に与える影響を調査した.