主催: 一般社団法人 日本科学教育学会
会議名: 日本科学教育学会 第49回年会
回次: 49
開催地: 広島大学 東広島キャンパス
開催日: 2025/09/05 - 2025/09/07
本研究の目的は幼児期における繰り返しパターンのプログラムの効果を明らかにすることである.そのために,200分間のパターン・プログラムに参加した年長児の様子を観察し,プログラムの実施後に年長児に対して半構造化インタビューを実施し,また,彼らの就学後小学校1学年5月にインタビューを実施するとともに,担任教師にも同様な質問項目のインタビューを行った.それらの結果を,繰り返しパターンのパフォーマスと算数学習に対する態度の観点で分析することにより,プログラムの効果を調べた.結果として,プログラムに参加した6名は繰り返しパターンを延長したり独自の問題を作ったりする活動を楽しむことができ,就学後に算数学習を概ね好意的に捉えていることが明らかになった.また,パターン認識のパフォーマンスが十分な子どもは調べたことについて考えたり,きまりを見つけたりすることを好むこともわかった.