主催: 一般社団法人 日本科学教育学会
会議名: 日本科学教育学会 第49回年会
回次: 49
開催地: 広島大学 東広島キャンパス
開催日: 2025/09/05 - 2025/09/07
東日本大震災から14年が経ち,災害の記憶が薄れていく中で,防災教育の重要性が増している.防災意識の低下としての「災害文化の中折れ現象」を打開するため,理科・社会科・算数および総合学習を横断する小学生向け防災学習プランを作成した.教職科目履修学生が,未来の教師の視点からその学習プランの可能性や課題を評価した.その結果,横断的な学習については評価したものの,作成した学習プランでは「災害文化の中折れ現象」の解決には十分ではないと評価した.Eco-DRRの導入については高く評価し,地域の自然と共存しながら持続的に災害に備える包括的な視点の提供が可能になると評価した.また,算数の「割合」を用いた内容については,防災意識を高める一方で,災害の危機感を過剰に煽る可能性があると評価した.