日本科学教育学会年会論文集
Online ISSN : 2433-2925
Print ISSN : 2186-3628
ISSN-L : 0913-4476
セッションID: 219
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論文集
動物園・水族館の学校向けプログラムの現状・課題・効果の検討
*石引 花明小野 永貴鈴木 佳苗
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抄録

動物園・水族館(以下,動物園)は,博物館に含まれる社会教育施設であり,学校向けプログラムの提供を行っている.こうした学校向けプログラムの提供は,博学連携に位置づけることができ,その実施が促されている.その一方で,博学連携の実施上の課題も示されている.本研究では,学校向けプログラムの現状・課題・効果を明らかにすることを目的として,質問紙調査を行った.日本動物園水族館協会に加盟する139館のうち70館から回答を得た.このうち60館で学校向けプログラムを実施していることが明らかになった.学校向けプログラムの課題として,物理的・時間的・金銭的課題,組織間でのコミュケーション上の課題,動物園リソースの不足,プログラムの内容や評価の検討不足,動物福祉への配慮などが挙げられた.期待・実感された効果として,教育の支援,自然や動物における理解・知識,動物園運営,地域とのつながりなどが挙げられた.

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