2005 年 19 巻 3 号 p. 7-10
小学生の子供たちの学習速度には大きな個人差が生じる。特に学校の国語の授業では、覚える漢字数が多いのに加え、漢字一つに音訓の読み、書き順など覚えることが多い。教師はその速度に合わせて指導する必要がある。しかし、その速度では遅すぎて、物足りない児童や、逆に、追いつかない児童が生じる。自分のペースで、漢字を学習できる必要がある。さらに、漢字の書き順をアニメーション表示したり、ゲームを取り入れて、楽しく学習することができる。このような学習支援システムを開発したので報告する。