岩手大学教育学部
2010 年 25 巻 1 号 p. 57-58
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本研究では,西側に奥羽山脈がある特異な地形に注目した.山脈を越える北西風によるフェーン現象が存在すると考え,本大学で設置した学校気象台の観測データを元に等地線描画ソフト(グヌプロット)を利用し,作画し,可視化することを試みた.その結果,寒気が厳しい冬の期間に観測地点の最も西側(土淵中学校)のみ温度が高い事実をとらえることができた.このことにより,盛岡市のフェーン現象の存在を明らかにすることを試みた.
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