日本科学教育学会研究会研究報告
Online ISSN : 1882-4684
ISSN-L : 1882-4684
発表
伐倒記念植樹メタセコイア保存プロジェクト
森田 直之辻谷 甘寧中川 真優保坂 勝広鈴木 憲征川端 康正早川 信一金田 裕治足立 真理子佐瀬 菊造エデラ ロビンソン大川 伸吾下田 結子中込 秀樹
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2015 年 30 巻 3 号 p. 17-22

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抄録

東京都立多摩科学技術高等学校(以下、本校)は、平成22年に開校した東京都でも比較的新しい高校である。本校は新規取得の土地に建てられた学校ではなく東京都立小金井工業高等学校(全日制は平成22年3月で閉課程。現在、定時制課程と施設を共用している。)敷地の旧グランド部分に新校舎を建築した。それに伴い、平成25年より旧校舎の解体工事が始まり、校舎敷地内の植栽の多くは伐採されることになった。旧校舎本館前にあった記念植樹として植えられたと推察されるメタセコイア(推定樹齢50年)もその対象となった。その事実を知った私たちは、生徒と教員が中心となり、本校経営企画室と連携しながらプロジェクトを開始した。伐採は致し方ないとしても人々の思いとともに植えられたと思われるメタセコイアを何らかの形で残すことはできないか、記念植樹のあり方について考察するとともに「伐倒記念植樹メタセコイア保存プロジェクト」を開始した。

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© 2015 一般社団法人 日本科学教育学会
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