島根大学大学院教育学研究科
島根大学学術研究院教育学系
2020 年 35 巻 3 号 p. 69-72
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本研究は，「証明」と「説明」という表現の違いによる生徒の印象の違いと，「証明問題」と「説明問題」で生徒の解答に違いがあるのかを明らかにすることを目的とし，「『証明』と『説明』の印象調査」と「指示の違いによる記述の影響を調査する問題」を公立中学校3年生の142名に実施し，分析した．「『証明』と『説明』の印象調査」の結果，「証明」は「説明」に比べ否定的な印象が強いことが分かった．「指示の違いによる記述の影響を調査する問題」では，「証明」と「説明」の得点の平均値には有意な差がみられなかった．
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