抄録
近年のパソコンの普及にともなって教育現場においてパソコンを用いることの重要性が高まってきた。それにともない当研究室ではこれまで10数年にわたって多くの化学教育用ソフトウェアを開発してきた。これらのソフトについて、開発者側、使用者側からの意見、要望を考慮し、これまでの当研究室におけるソフト開発の手法を再検討した。パソコンソフトを開発するにはプログラミングによる開発とオーサリングによる開発とがあり、プログラミングによる開発にも様々な開発言語がある。そこで我々は開発言語にTURBO PASCALを用いて、プログラミングによるソフト開発におけるシステム構築とプログラミングの環境整備を行った。