外科と代謝・栄養
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特  集
周術期支援センターで実践する専従管理栄養士による術前栄養管理の実際
― Skill Mix 型チーム医療による手術侵襲軽減策とアウトカム―
牛込 恵子谷口 英喜
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2018 年 52 巻 2 号 p. 99-107

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抄録
 当院では,2016 年8 月1 日より専任医師およびパラメディックより運営される周術期支援センター(Tobu Hospital Perioperative Support Center:TOPS)を開設した.本稿では,Skill Mix 型のチーム医療として術前の栄養管理に焦点をあてた,「手術準備外来」における管理栄養士の役割を報告する.当外来では,最もよい全身状態で手術が迎えられるように,入院2 週間前に外来にて患者の全身アセスメントおよび情報収集,手術に関してのリスク判定,必要に応じて直接介入を多職種(医師,看護師,薬剤師,管理栄養士,歯科衛生士)により実施していることが特徴である.いわゆる外来型のNST 活動も当外来に含まれる.また,当院の周術期管理には,術後回復能力強化プログラム(ERAS®)の概念を取り入れており,術後早期回復を目標にEarly Drinking, Eating, Mobilizing(DREAM)を達成できるようにさまざまな工夫を術前より行っている.
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© 2018 日本外科代謝栄養学会
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