日本ストーマリハビリテーション学会誌
Online ISSN : 2436-8806
Print ISSN : 0916-6440
第17回学会シンポジウム[ストーマリハビリテーション―今世紀の総括と今後の展望]
過去25年間でストーマ排泄管理は進歩したのか?
大村 裕子
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2000 年 16 巻 1 号 p. 5-12

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抄録
 日本ストーマリハビリテーション学会が始まってからの抄録からこれまでのストーマリハビリテーションの総括と今後の展望を探った。まず、第1回から16回日本ストーマリハビリテーション学会総会を前期、中期、後期の3期に分け、各研究領域の進歩、発展状況を知るために、それぞれの演題を、3段階の達成レベルから分類した。レベル1は治療やケアの紹介、アンケート調査、症例報告など、レベル2は実際におこなっている治療あるいはケアなどに対する問題点、解決課題が明確に指摘されている研究、レベル3は解決課題が分析され、解決の糸口が示されている研究とした。
  1 .ストーマ排泄管理の進歩、発展状況は領域によって異なっていた。
  2 .多くの課題解決は21 世紀に残されている。
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