筑波大学物質工学系 横浜市立大学文理学部物理学教室
筑波大学物質工学系
1990 年 11 巻 10 号 p. 598-603
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表面の原子構造や電子状態を測定できる新しい表面解析プローブとして, 低速陽電子が注目を集めている。また, 低速陽電子を用いて, 表面近傍の空孔型格子欠陥の深さ分布を, 極めて高感度かつ非破壊で検出することが可能である。多層膜構造を持つ試料では, 薄膜の評価や界面の位置を知ることもできる。本稿では, 陽電子のユニークな特徴を利用した最新の応用例について報告する。
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