社会福祉学
Online ISSN : 2424-2608
Print ISSN : 0911-0232
論文
障害者就業・生活支援センターにおける精神障害者のアセスメントに関する実践知の構造
青山 貴彦
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2016 年 57 巻 3 号 p. 29-40

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抄録

本研究の目的は,障害者就業・生活支援センターにおける精神障害者のアセスメントに関して,職業準備性に焦点を当て,実践活動においてどのような項目を,どの程度重視してアセスメントを行っているのか,その構造について探索的に明らかにすることである.量的調査の結果,アセスメント項目ごとの重視度が明らかになり,因子分析によって抽出された7因子(報告・連絡・相談のスキルの重視度,日常生活の遂行状況の重視度,他者との関係のもち方の重視度,気力・体力の状況の重視度,作業遂行力の重視度,疾病・障害の管理の重視度,コミュニケーション能力の重視度)と,各因子間の相関を踏まえて実践知の構造をモデル化した.各因子と回答者の基本属性との間で大きな関連は見いだされなかったことから,このモデルは人口規模を問わず,すべての障害者就業・生活支援センターに適用しうるのではないかと考えられる.

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© 2017 一般社団法人 日本社会福祉学会
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