抄録
長野県警察本部交通規制課では、現在交通事故において大きな課題となっている夜間の横断歩道上の歩行者の安全性を向上するため、太陽電池を用いた外周発光装置付き横断歩道標識を開発し、試験設置を経て本格導入を行った。本研究は標識設置による歩行者の安全性やドライバーの視認性に関する効果の検証を行うこととし、標識設置前後と一定期間を経た時点での効果について検証を行った。その結果、外周発光装置付き横断歩道標識の設置効果は十分認められることがわかった。さらにドライバーに対しては設置後得られた効果が一定期間経過しても継続されていることがわかり、また横断歩行者に対しては一定期間が経過し認知度が高まることにより、安全・安心面に関する効果が大きくなっていくことがわかった。