日本デザイン学会研究発表大会概要集
日本デザイン学会第70回研究発表大会
セッションID: PB-08
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ぬい活とクリエイティビティの関係性について
*高野 友夏小宮 加容子
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キーワード: stuffed toy, creativity, Nuikatsu
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抄録

自分の好きなアーティストやキャラクターを応援する「推し活」が広がっている。本研究では、「推し活」の一種であるぬいぐるみと一緒に生活する「ぬい活」をする人々を対象に、「ぬい活」の中で繰り広げられるクリエイティブな活動に着目する。なぜぬいぐるみに対してさまざまな創造活動が行われるのか、「ぬい活」の何が人々をクリエイティブにするのかについて調査を行う。本研究における「クリエイティブ」は、「活発に創造活動をする」ことを意味する。研究を進めるにあたり、どのような観点から調査をするかを決めるため、最初に予備調査として「ぬい活」をする人、しない人を呼び対談を行った。その結果、ぬいぐるみに対して「命が宿っている」と感じているかいないかという点で両者の違いが大きくみられた。ぬいぐるみが生きているかのように感じることで、ぬいぐるみの服を作るなどの創造活動が行われるのではないかと推測される。ここから、ぬいぐるみに対して「生きている」と感じることで「愛でたい」という欲求が生まれ、それがきっかけとなり創造活動につながるのではないかと考えた。今後はぬいぐるみに対する「愛でたい」という欲求に着目して研究を進める。

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