2022 年 8 巻 4 号 p. A_9-A_15
国土交通省では、ETC2.0 プローブ情報から得られる急減速データ等を道路施策で活用する取組みを進めている。急減速データには,衝突を回避するための減速行動と非危険な減速行動の両方が含まれている。そのため、正確な交通安全施策を導くためには,真の潜在的な危険事象を対象にすることが肝要である.そこで本研究では、効率的且つ効果的に潜在的な危険箇所を抽出するために、ドライブレコーダより取得した加速度の波形に着目して、危険事象と非危険事象の発生特徴量を整理し、多変量解析(非階層クラスター分析、決定木分析)を用いて、危険事象を判定できる特徴量ないしは特徴量の組み合わせを検討し、さらに、今後の危険事象と非危険事象を正確に判定する指標(特徴量)を提案した