主催: 一般社団法人 交通工学研究会
会議名: 第45回交通工学研究発表会
回次: 45
開催地: 日本大学(東京都)・オンライン同時配信
開催日: 2025/08/06 - 2025/08/08
p. 185-189
本研究では千葉県船橋市の跨線道路下の過飽和信号交差点を対象とし、ビデオ観測データと ETC2.0 プローブ情報を適用した交通需要推定等の分析に基づき、歩行者二段階横断による円滑化効果を定量的に検討した。同横断方式の東西方向への導入により、歩行者現示長は大幅短縮できるため、青時間スプリットの設定自由度が高まる。この結果、立体部側道からの直進左折および右折各交通を同一現示で処理し、右折車線容量による右折交通容量の制約を排除できる。また、東西方向で歩車分離して安全性を向上させるとともに、左折車と横断歩行者の錯綜を回避して飽和交通流率を 10%程度改善できる。これらにより信号サイクル長を 15 秒短縮したうえでスプリット配分を最適化すると、渋滞を解消できる見込であることを定量的に示した。