交通工学研究発表会講演集
Online ISSN : 2760-2400
一般社団法人 交通工学研究会
会議情報

第 45 回 交通工学研究発表会
自転車道路ネットワークにおける事故発生の道路構造単位に着目した自転車事故要因分析
兵頭 知大塚 陽斗奥嶋 政嗣
著者情報
会議録・要旨集 認証あり

p. 197-203

詳細
抄録

本研究では,徳島市の自転車ネットワークを対象に単路部と信号交差点といった異なる道路構造がもたらす事故特性を明示的に分離した形で自転車事故要因分析を実施した.具体的には,単路部 74 区間および交差点 125 箇所の自転車関連事故要因の分析を行った.分析の結果,単路部においては,自転車通行空間の整備形態,自転車走行台キロ,無信号交差点密度,小規模信号交差点密度および店舗出入口密度が有意な関連を示し,車道通行を原則とした整備形態と自転車歩行者道を活用した整備形態によって,自転車と自動車が交錯するアクセス箇所の影響が異なる結果を得た.信号交差点部では,自転車人流,鋭角交差点,歩車分離式信号など 11 変数が事故発生に影響することが明らかとなり,特に交差点規模や形状が大きな影響を与える可能性が示唆された.

著者関連情報
© 一般社団法人 交通工学研究会
前の記事 次の記事
feedback
Top