主催: 一般社団法人 交通工学研究会
会議名: 第45回交通工学研究発表会
回次: 45
開催地: 日本大学(東京都)・オンライン同時配信
開催日: 2025/08/06 - 2025/08/08
p. 428-434
我が国の高速道路ネットワークの拡充に伴い,JCT が増加することで分岐,合流が連続する複雑な道路構造が増加するなかで,交通流の安全性や円滑性を確保できるような案内標識のあり方を検討することが必要であり,そのためには案内標識による表示内容と車線利用行動に関する実態の把握が重要である.そこで,本稿では,カープローブデータを用いて,案内方法の異なる複数の高速道路の JCT における案内標識の設置位置や表示内容の違いがドライバーの車線利用行動に与える影響を分析した.その結果,案内標識の違いにより車線利用行動が変化すること等を確認した.