交通工学研究発表会講演集
Online ISSN : 2760-2400
一般社団法人 交通工学研究会
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第 45 回 交通工学研究発表会
バス停のバリアフリー化の実態と改善活動の評価に関する研究
戸村 昂太郎佐藤 凜宮小堀 清太鈴木 伶森田 哲夫
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会議録・要旨集 認証あり

p. 676-683

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抄録

本研究では群馬県前橋市の循環バス「マイバス東循環」を対象とし、バス停のバリアフリー化の実態と自治体との地域連携を通した改善活動の評価を検討すること目的とする。2022 年に第 1 回調査を実施し、車いす利用を想定してバス停周辺のバリアを記録した。調査から得た問題個所を前橋市に要望書として提出し、対応についての回答を得た。2024 年に行った第 2 回調査では第 1 回調査の要望や回答を基に改善状況を調査した。その結果、軽度な整備で対応できる問題個所は改善が認められた。一方で歩道及び路肩の幅員が狭いことや地面の不整に関する問題個所の改善は認められなかった。本研究は、自治体との連携に焦点を当て、住民等と行政と地域連携の効果を検討した。

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