交通工学研究発表会講演集
Online ISSN : 2760-2400
一般社団法人 交通工学研究会
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第 45 回 交通工学研究発表会
交通シミュレーションと通勤者の行動モデルを用いた郊外の工場集積地域の自動車交通改善策の定量評価
中原 義人西地 孝英大枝 良直外井 哲志
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会議録・要旨集 認証あり

p. 763-770

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抄録

郊外の工場集積地域は, 公共交通機関が十分に発達しておらず, 通勤時間帯に交通需要が集中するという特徴を持ち, 渋滞や事故のリスク増加, 騒音などの交通問題を引き起こしうる。本研究では, このような地域における通勤時の交通流を交通流シミュレーションによりモデル化して通勤環境を把握したうえで, 一般的な左折信号現示改善, 通勤用シャトルバスなどの TDM 施策, ITS 導入時の交通環境の変化, ならびに通勤者の行動変化を交通流シミュレーションと自宅出発時刻決定モデルを組み合わせて評価した。その結果, 交通混雑削減の面や交通需要が増えるケースにおいて自動車通勤者の行動変化を表現することができたため, 本研究での手法は, 実際に施策を導入する前段階の評価において有効であることが示唆された。

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