高速道路本線や出入口での逆走や誤進入は,交通事故に直結する重大事案である.その発生を正確に検知し,速やかにお客様に警告することができれば,事故や二次被害を抑制することが可能となる.著者らは都市部の高速道路出入口に,三次元レーザレーダを用いて逆走・誤進入を検知するシステムを設置し実証実験を行った.この実験では,逆走・誤進入の検知や誤進入者を識別するロジックを構築し,その結果,逆走や誤進入を実用上十分な精度で検知できることを確認した.また,誤進入者に警告する機能の構築,逆走や誤進入の発生を交通管制室や料金所に通知する機能の構築を行い,これらシステム導入が高速道路の安全性向上に寄与していることを確認した.