交通工学研究発表会講演集
Online ISSN : 2760-2400
一般社団法人 交通工学研究会
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第 45 回 交通工学研究発表会
中央道下り線勝沼 IC 付近「魔の下り坂」の事故対策と効果検証
市村 康平佐野 昌嗣稲吉 龍一青木 隆志
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会議録・要旨集 認証あり

p. 84-88

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抄録

中央自動車道下り線勝沼 IC 付近は長い下り坂と左右のカーブが連続する区間であり、事故が多発していた。対策は講じているものの 2023 年 10 月に多重事故と死亡事故が連続的に発生した。事故データや ETC2.0 プローブデータを用いて事故の特徴を分析した結果、当該区間全域の速度抑制が効果的であると考えドット標示と V 字導流レーンマーク、滑り抑制として薄層舗装を施工することとした。効果検証の結果、区間全体では平均 95.5km/h から 93.9km/h(-1.6km/h)の速度低下効果があった。前後加速度の急減速回数は対策前より長い区間で発生しており、路面標示を追加したことでブレーキを踏む場面が増えたことが考えられる。当該区間全体の速度が低下し、ドライバーの運転挙動の安定性向上を図ることができた。

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